ぬか床の話~その3 わが家のぬか床の歴史

わが家のぬか床は父方の祖父母の結婚にはじまります。
才色兼備だった祖母は北九州の旧家に嫁ぎましたが
跡取りが生まれないうちに夫と死別。
実家に戻った後、祖父と再婚しました。
サラリーマンを辞めたソフト二人三脚で商売を大きくしていきました。
この時、旧家のぬか床を受け継ぐことなく新しいぬか床が誕生したのです。

それから、家族や使用人の人数によって、ぬか床のぬかの量や容器は変化して、そして今に至っては、私所有のタッパーウエアになったのです。

旧家でない我が家には家訓なんて立派なものはありませんが
強いていうならば、このぬか床がわが家の家訓であり歴史なのです。
だって100年もの歴史を見続けてきたのですから。

たかがぬか床、おごってはいけない
されどぬか床、手を抜いてはいけない
家族がおいしいという笑顔が一番。

ぬか床を混ぜるたびに
身の丈に合った普通の生き方の大変さと大切さを思うのです。

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