「坐来」は大分の食材の宝石箱

わが家のぬか床炊きは、亡き母流にいえば
「たかが糠(ぬか)の料理、
他人さまにお出しするようなものではない。」という類の料理でした。

ですから「坐来」のデビューには、そうとう勇気がいりました。
ところが、この料理が梅原陣之輔料理長の手にかかると
たかが糠(ぬか)の料理が、銀座風に仕上がるのです。
まさしく魔法の手、磨きの達人なのです。

ぬか床炊きだけではなく
私ども大分県人がごく当たり前に食べている食材が
梅原料理長の魔法の手にかかって磨かれると
ただの石ころのように
どこにでもある普通の食材だと思っているものでさえも
宝石の如く輝き始めるのです。

私の伝えたい料理は
田舎のどこにでもある石ころのようだと思っているのですが
ひょっとして磨いてみたら宝石になれるのかも
そんな思いや期待を抱かせてくれるところが
「坐来」の魅力の一つなのです。

大分の料理も
銀座で供されるとこんな宝石になる。
そんな素敵な空間です。

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